アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
発揮された能力
-
響side
僕らが美術室に向かい準備を済ませると、
直ぐに授業が始まった
僕が椅子に座ると
鳩山君も目の前に座った
ここの担任もびっくり、
鳩山君がでたからね
「鳩山君、僕達も始めようか」
「ん………………」
二人とも道具を持ち、相手の顔を見始めた
なんていうかもう、
鳩山君不良なのに凄い綺麗な顔してる
って……僕も描かなきゃな……
黙々と、静まる教室の中、
進めていった
「はい、終わり」
先生の一言で一気にあたりはざわついた
まぁ、こんなものかな。
僕は自分の絵を見てそう思った
「鳩山君、見せて」
僕と鳩山君の絵を交換して互いに見た
意外だったったこと
描いてる間の鳩山君の集中力が半端なかなった
それと……
「鳩山君、なんでこんな才能持ってるの?
上手すぎるだろう……」
鳩山君は、絵画の才能があったこと
凄い、ほんとに
リアルで繊細で、綺麗で
「あ-…………知らん
そんな上手くもなくね。
ふつー」
先生も、生徒も、もちろん僕も
驚いていた
注目された当の本人は呑気に
「腹減った……」
なんて言っていた。
「ふ、……面白いなぁ」
僕はまた一層鳩山君が好きになった。
ときだった、
「かーずーちゃーん!!!!!!!」
誰かがいきなり飛び出してきたと思ったら
鳩山君に抱きついた
「あ?
郁也か。」
なんで?
なんで振り払わないの?
「かずちゃんお昼一緒に食べよ?」
……
「あ-……今日は無理。
つかまたお前彼女変わったろ
女好きのヤリちん」
「傷付くよ〜まったく。」
プチ
僕の中で何かが切れた
「郁也君、だったかな
鳩山君から離れてくれない?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 26