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第4章 17
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「…………ん、ぅ…」
「…はぁ」
泣き止んだかと思えば
そのまま寝てしまう
結局オムライス食べてねぇな
寝たツバキをベットに寝かせて布団をしっかりかけてやって
リビング側、ベットの方の電気を消す
席について、オムライスを一口
「…………まぁまぁか」
自分で食べることになるとは
自分で書いた『バカ』の文字は、自分に向けられてる様で
もう1人の俺が『素直になれ』って
『いつまで弱気でいるつもりだ?』って
「……………」
さっさと食べて、片付ける
皿をシンクに置いておく
基本1人の時は置いておいて朝に朝食の食器と一緒に洗う
面倒なのと、1人だから
クローゼットの中の棚からバスタオル等を取る
そのままの足でシャワールームに
脱衣所で固い服を脱ぎ捨てる
シャワールームの床に素足で触れると冷たい
寒いのとか冷たいのは苦手だ
背筋に変な感覚が走る
〈…キュッ、シャァァ……〉
「…冷た……っ!」
死ぬかと思った
やっぱり最初はダメだ、少ししてからじゃねぇと
後悔しつつ、頭の先から水を被る
全身を伝う水が、少し心地よかった
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