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足早に厨房へ入り、とりあえずオムライスを注文してから、水を一気飲みする。
「っあー……喉いった……」
さっきの可愛らしい声とは違う、少し低めの声。
「ちょっと裕太、厨房だからって気ィぬかないでよぉ〜」
フライパンを揺らしながら、1人の女が僕を呼ぶ。
ここの経営者である、僕の姉、璃花(りか)。
そして……
裕太────は
そう、私……じゃなくって、
僕の名前は泉裕太。
名前からして男である。
女装癖があるからここで働いている……訳じゃなくて、この姉のせいなのだ。
まず、経緯から語ろう……。
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