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6時には仕事が終わり、みんなより早めに帰らせてもらえることになった。
僕と女子従業員の着替えルームは勿論別々。
店の一番奥は僕専用だ。
「ふぅ…。あ、紙……」
エプロンに入れっぱなしだった晴山さんのIDが書かれた紙を取り敢えずロッカーの中におく。
着替えが先だ。
つけ襟を外し、腕の付け袖?的なものも外し。
制服を脱ごうとすると、
コンコン
部屋のドアが軽くノックされた。
「はい?」
僕のとこに来るといえば、姉ぐらいなんだけど、姉はご丁寧にもノックはしない。
ガチャリ
「え?」
開けて見ると、そこには晴山さんが立っていた。
「あ、裕太君、お着替え中だった?」
「はい、まぁ」
と言っても、完全に脱いでいるわけではないし。
「璃花から、早めに帰すって聞いたから、会いに来ちゃった。」
ふわりと笑う。
その一瞬で花が咲く様だ。
外に立たせても申し訳ないので、晴山さんを中に入れた。
「ちょっと待ってて下さい。すぐ着替えます」
「え、お着替えシーンを拝見できんの?」
………………。
なんで目を輝かせているんだろう……。
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