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「最初、俺が裕太にいったのは、『好きになる気無い?』だったよね。」
そうだ。
あの、柔らかな笑顔で……
「…今日のデートも、勿論好きにさせるためのデートだったんだけど、さ」
知ってる。
すごい、楽しかった……
「好きにさせるよりも……俺が、ずっと、ずっと、裕太のこと、好きになってた」
晴山さんの真剣な眼差しは、沈む夕日がキラキラと照らした。
力強い目が、僕を見つめる。
とても、魅力的というのだろうか…。
引き込まれそうで、こわくなる。
無意識
口が
動く
声帯が震えて
唐突に言いたくなった
とても、伝えたくなった
「晴山さん、僕は貴方が好きです」
僕が晴山さんが好きになることには
そう時間はかからなかった
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