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「ふ、んんっ……」
キスしながら流木の手が俺の制服を脱がしてくる。俺はこれだけで精一杯なのに。この余裕がなんかムカつく。
「すげぇ濡れてる。イッた?」
「し、しらないっ……ぁ、やぁっ」
ズボンを脱がされて、ぐちょぐちょに濡れたパンツの上から先端を指先で擦られる。
「ふ、ぅっ、やだ……ゃっ……」
「お前、またパンダ?」
必死に流木の指の動きに耐えてるのに、コイツはそんなことを聞いてくる。
多分、今日のパンツに描かれたパンダのキャラのこと。
「悪い、かよっ。好きなんだからいいだろ……!」
そこまでコイツにとやかく言われたくなくてそう言い返す。俺も気にするのも面倒でもう無地の穿くの止めたんだけどさ。
「好き、ね……」
「っ……」
え、な、何!?
一瞬、流木の目が据わってビクッとしてしまう。
そんな俺の、ぐちゃぐちゃに濡れて役目を果たしてないパンツを脱がしてきた。
「ぁっ……」
「へぇ。ここだけ日焼けしてないのかよ」
「あたり、前じゃんっ……ぁ、海パン、履いて……ぁ、ああっ」
「自分で弄ってねぇの? ココ、」
先端の皮を摘んで話してくる流木に途切れ途切れでそう返す。
弄ったの意味がよくわからなかったけど、そんなとこ体洗う時にしか触らない。あとトイレとか。
「い、弄ってないっ……ぁ、んんっ」
「なら、キレイにしてやるよ」
「へ……?」
そう言って、コイツは体を屈ませると俺のそこを玉ごと口に咥えてきた。
うそっ……!
「ひ、ぁ、あぁあんっ……」
生暖かい粘膜にジュルジュルと強く吸い上げられて、変な声が出てしまう。それでも構わずコイツは口内で俺のを虐めてきて。
「ぁっ、あぁ……! ゃ、りゅうきっ」
手を伸ばして流木の髪を掴むけど離れやしない。
それよりも、皮の中に舌を捩じ込んでくる。
「ふぅっ、ん、ぁ、ぁー……!」
舌先で中の先端を直に舐められた瞬間、俺はびゅくびゅくと流木の口内へ何かを吐き出してしまう。それなのにコイツはまだ離れなくて。
「はぁ……やだ、ゃっ……もう、ぁ、あぁぁんっ」
皮の中を舌で舐められながら、強く吸い上げられて立て続けに強い快感が襲ってくる。
「ごちそーさま。相変わらず甘いね、お前」
「ふ、ぁ……」
(ジンジンする……)
余韻と脱力感に動けないでいると、また流木が覆い被さってきて。
「ん、んんっ……」
重なってきた唇に自ら舌を差し出してしまう。
「はっ……ん、ん……っ」
ぎゅっとコイツの首に腕を回す。
(ど、しよ……ほんと、きもちぃ……)
口端から唾液を零しながら夢中になってしまう。舌をくちゅくちゅと絡めて、嫌いな相手なのにそう思うのを止められなくて。
「ふぅっ……ぁ、すき……」
なんて、息継ぎで離れた瞬間にとんでもない言葉を口走っていた。
「………………………………」
「…………っ……」
最悪なことに流木にもばっちり聞こえていたらしく、キスを中断して俺を見つめてくる。俺はもう冷や汗だらだら。
「ち、違うからな!? 今のはお前じゃなくて、キスが好きって意味でっ……」
って、それも結局コイツ絡みじゃん! あぁ、もう死にたい……。
絶対またバカにされる──、
「俺も好き。ほら、口開けろよ」
だけど、コイツはそう言って口端を上げると中断していたキスの続きをしてきた。
(いや、え! 俺も好きって……?)
「ふ、んん……ぁ、んぅっ」
思考はパニック状態なのに、口内を犯されながら体は反応してしまう。
「……悠季、」
「っ、やだ! まだ、だめっ……」
しかもいつの間にか取り出していた流木のソレを濡れた孔に擦り付けられる。
(いきなりなんて、絶対ムリっ)
「どれだけ待ったと思ってんの。限界なんだよ、バカ」
──それに、煽ったお前が悪い。
そんな勝手なことを言われて、慣らすこともなく俺の中へと入ってくるソレ(凶器)。
「ぅ、やぁぁ……! いたいっ」
裂けるような痛みは尋常じゃなかった。この前もそうだったけど、今回はもっと。なんて、比べてる余裕すらなくて。
「は、クソっ……」
中が締まって入らないせいか舌打ちする流木。それでもグイグイと腰を勧めてくる。マジで容赦ない、コイツ……!
「ぃっ、ぁあ! そんな、デカいの入らないって……っ」
流木の肩を押しながら何とか行為を止めようとするけど、全く効果なし。
「お前のせいだろーが……!」
ググッ……。
「ひっ、〜〜〜〜っ!!」
逆に俺のせいにされて。腰を抱き寄せられた時、ズプンッと深い所まで流木のが入ってきた。もう、声すら出ないほどの圧迫感と痛み。
代わりに俺のからびゅるるっと溢れ出た白濁が制服のシャツを汚す。
「は……悠季、」
「ぁっ、んん!」
首筋に吸い付きながら、引くことなく、結合部分を密着させて突き上げてくる。
「ふぅっ……ゃ、そこだめぇ……! あ、ぁあっ」
痛みの中である部分だけを流木の堅い先端で擦り上げられる。
「はぁ、んっ、ぁっぁあぁああんっ……」
「っ……」
悲鳴に似た声を上げてしがみつく俺の体を流木が強く抱き締めながら、中にドクドクと放ってくる大量の熱。
「ぁっ、ぁあ……! こわい、りゅうき……っ……」
──ぎゅぅ。
襲ってくる、痛みを越えるほどの快感に涙が止まらない。今だって、ぷしゅ、ぷしゅっと俺のから透明な液体が溢れてくる。
夏休みから、あの日からおかしくなった俺の体。こんなの自分じゃないって思うのに。
「……俺がいるでしょ」
「ぁ、りゅう「名前」」
涙を舌で舐め取られてそう言われる。
普段苗字ですらあまり口にしたくないのに。ぽんっと頭に浮かんでも、今は嫌だとは思わなかった。
「鈴汰……」
俺が名前を呼ぶと触れるだけのキスをされて、ふっと口元を歪める。
「じゃあ、これから夏休みデビューの復習ね」
そう聞こえた魔王の囁きに、俺はもう膝まづくしかなかった。いや、この場合尻の方なのかもしれない……。
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