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黒田19
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「………はぁ……ありがとう…ございます………」
春輝さんはとても暖かかった。
急に抱きしめられて、動けなくなる。
誰かにこんな暖かく抱きしめられるなんて、久しぶりすぎて…………
動きたくなかったのが本当のところかもしれない
何も思う事はない。何も感じる事は無いのに、
今はこのままでいたいとそれだけ感じた。
「………もう歩けます…」
「でもちょっと休んだほうが良いですよ。
まだお開きの時間まで時間はあります。少し休んで下さい。ベッドを案内しますので」
どうやら春輝さんはこの屋敷の地理を少しは知っているらしい。
それもそうだ。まだ意識ははっきりしないし、今のうちに休んでおかないと、真也様に迷惑をかけても困る。
おとなしく従うことにした。
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