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クソ豚
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白澤side
「おい朴念仁、何仕事放ったらかして寝っ転がってんだよ。ワーカホリックのお前が、一体どーしたの。」
「……」
「別に返事しなくてもいいけどさ、話あるから、一応聞いといてくれる?」
「……帰れ」
「うわっ喉がらがらじゃん。」
鬼灯は僕をジロッと睨んだ。
まぁ反応してくれてるだけいいか。
「ソレ、僕の子供でしょ。
孕んだなら言ってよね、僕さっき突然言われて凄い驚いたんだからな。」
「……」
「あと、悪いけど、
腹ん中のソレ、今から殺すから。」
「ッ!?」
鬼灯がバッとこちらを振り返る。
「大人しくしててよね。面倒臭いのは嫌いなんだ。」
「………ふざけるな……今、何つった…」
あー…怒ってる怒ってる。
「だーかーらー。今からその子供殺すって言ったの。
ほら、仰向けになって。ちょっと強めに神気送るだけだからさ。」
その時ブワッと風が目の前を横切り、鬼灯の金棒が頬を擦る。
避けていなかったら完全にクリーンヒットだ。
「っぶね……何すんの」
「それはこっちの台詞ですが。何のつもりだクソ豚。」
相当怒ってんなぁ…鬼火出ちゃってんじゃん
でもさ、仕方ないよ鬼灯。
だって
「お前じゃ僕の子供は生めない。」
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