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Episode7~救急~
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凛が倒れた頃の別視点です。
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一稀side
バタッ
一稀「凛くん!凛くん!!!」
寝たのか?
翔香くん1人で不安だよね……呼びに行こ…
ガラッ
一稀「翔香くん。凛くん寝ちゃったみたいだから僕仕事しないとだしついててあげて。」
翔香「……え。でも…俺……。」
一稀「大丈夫だよ。凛くんは翔香くんを拒絶した訳じゃないよ。」
翔香「……。ありがとうございます。」
はぁ……。
ほんとあの子に何があったんだろ……。
前々から思ってたんだけど日に日に痩せていくんだよなぁ…。
隈も凄いし。
これは窪田くんに聞くのがいいよね?
仕事ひと段落ついたら電話して…
翔香「先生!!!先生!」
一稀「どうしたの!?」
翔香「凛くんが!息してない!」
……息してない!?
僕は凛くんの口に手を当て息を確認した。
翔香くんの言う通り息してない!
……冷静に対応しなきゃ…。
一稀「……翔香くんは救急車呼んでくれる?」
翔香「……はい!」
今僕に出来ることは……とりあえず脈を診て…それから人工呼吸かな?
脈はある……でも極端に少ない。
翔香「先生!連絡できました!!!……でも少し時間がかかるみたいです……。」
一稀「そこにある人工呼吸器取ってくれる?」
翔香「はい!」
カチャッシュルっ
ピッ
一稀「色々頼んじゃってごめんね?」
翔香「全然いいんです!!!凛くんの為ですし……命がかかっちゃってますから。なにか手伝えることがあるなら言ってください!」
一稀「じゃあ心臓マッサージ教えるから僕が理事長に電話してる間しててくれる?」
翔香「はい!」
一稀「ここを重点的に抑える感じで……そう。そんな感じ。頼んでもいい?」
翔香「わかりました!」
一稀「数分だから緊張しなくて大丈夫だからね。じゃあ僕ちょっと外すから……」
翔香「はい。」
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