アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Episode7~その頃~
-
学校での話。
......................................................
翔香side
えっと。とりあえず窪田先輩と連絡取らないと。
俺は先生が教えてくれた番号を携帯に打ち込み応答を待っていた。
ピッ
大空『もしもし?』
翔香「凛くんのクラスメイトの道宮 翔香です。少し話できますか?」
大空『凛に何かあったのか?』
翔香「……はい。今救急車で病院に搬送されました。」
大空『っ!?わかったどこに行けばいい?』
翔香「俺今保健室にいるんですけど……保健室に来てくださいますか?」
大空『……わかった今すぐ行く。』
あの人も凛くんが好きだよね……
凛くんはすごく愛される。
なにかオーラがあるんだよね…
容姿もだけどそれを鼻にかけない感じとか。
ガラガラっ
大空「はぁっはぁっはぁっ。凛は!?」
翔香「まだわからないんです。……先輩に聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
大空「なんだ?」
翔香「凛くん一応身長160cmぐらいはあると思うんですけど……体重36kgしか無かったんです。その事で何かわかることありますか?」
大空「……俺も少し気になってたんだ。あいつ俺が飯食ってる時部屋にこもってるしいつ食ってるのかなとは思ってたんだけど……最近日に日に痩せるもんだから見てたら朝ご飯にゼリーとか食ってるんだよ。しかも1パック食べきれずに半分ぐらい。昼夜は全く食べてない。」
翔香「っ。」
俺は絶句した。
そりゃ痩せるだろ?
なんで食べないの?
大空「他になにかないか?俺のできる範囲だったら何でもするしなんでも答えるけど……?」
翔香「……えっと。凛くんの荷物を持って来てほしいって言ってました。」
大空「何がいるんだろうか?」
翔香「電話してみますね。」
プルルルルっ
ピッ
一稀『もしもし?』
翔香「凛くんの荷物って何いりますか?」
一稀『……さっき凛くんが目覚めてね。窪田くんが作ったご飯と着替えが欲しいって。』
翔香「わかりました。出来るだけ早く持っていきますね。」
ぴっ
翔香「着替えと先輩が朝作ってくれたご飯が欲しいって言ってるって……」
大空「……あいつっ!朝食わなかったのか!?」
翔香「今欲しいって言ってるんですからいいじゃないですか。とりあえず早く用意してもらってもいいですか?俺もうちょっとすることがあるんです。」
大空「わかった。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
84 / 99