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もっと彼を知りたくて3
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両足の間に葉月の身体が割って入り、自然と足が開かれる。
その内腿を葉月の手がそっと伝う。
「んっ…」
布越しだというのに、触れられた先からゾワゾワと今まで感じたことのない痺れが身体を駆け巡っていった。
何?これ…
不安気に葉月を見つめる。
それでも葉月の手の動きが止まることはなく、今度はシャツの上から脇腹の辺りを撫で上げていった。
「ひゃっ」
くすぐったくて身じろぎすると、クスリと葉月が笑う。
「佑真は敏感だね」
びくんっ
突然下の名前を呼ばれて思わず反応してしまう。
「名前で呼ばれるの、嫌?」
そう言いながらズボンから引き抜いたシャツの裾から手を差し込み、今度は肌の感触を直接楽しむ様に指をスライドさせていった。
「嫌じゃ、、ない///」
恥ずかしくて顔を逸らすと、もう一度葉月が目を細めて笑った。
「よかった、、佑真…俺のことも名前で呼んでほしい」
「名前…?浩、、太?」
緊張しながら名前を口にする。
寺塚が呼んでて、俺も呼んでみたかった名前。
「そ、よく出来ました」
額にそっと浩太の唇が触れる。
心臓の音がこれでもかというほど大きく鳴り響いた。
あいつに告白された時は思いっきり頭突きをかます程嫌だったのに、浩太の唇は全然嫌じゃない…
相手が男とか関係ないんだな、、
好きってすごい…
動きを止めていた浩太の手が再び動き出す。
その手は徐々に登りつめていき、胸の突起へと辿り着いた。
触れるか触れないかの距離でそっと指の腹が先端を掠めていく。
「は…ぁんっ」
鼻にかかった甘ったるい声がこぼれ落ちる。
「あっ///」
自分の口からこんな女みたいな声が出るなんて…
あまりの恥ずかしさに両手で口を塞ぐと浩太の手がそれを払いのけた。
「ダメだよ、もっと聞かせてくれなくちゃ…ね?」
顔が、、身体が熱い。
きっと耳まで真っ赤だ。
俺は初めてもたらされる擽ったいような痺れと必死に戦いながら唇をぎゅっと噛み締めた。
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