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14 ヒラ編※重要※
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-フジ視点-
授業参観は終わっちゃったけど、普段ヒラがどんな感じでクラスの友達と絡んでいるか気になっていた
俺達には壁を作ってるけど、友達にはちゃんと仲良くしてるかな……
ってね……
?「ほらな!お前の兄ちゃんはお前と縁がねーこら来なかったんだよ!」
ヒ「・・・なくない…!フジは俺の兄だ!」
?「はぁ?お前能力持ってないんだろ?兄と弟持ってんのにお前持ってないとか笑」
ヒ「・・・フジとキヨを悪く言わないで」
?「あぁー?ふざけてんのかテメェ…おいやるぞお前ら」
そこで見た光景はいじめっ子(7人くらい)がヒラを殴ったりけったりするいわゆる《いじめだ》
こんな事になっていたなんて思ってもなかった
俺達を大切にしてるだなんても思わなかった
フ「ヒラ!!!」
?「・・・クソ…行くぞ」
そう言うと軍団は教室から出ていった
ヒラの顔は赤くなってて擦り傷やアザがあった
フ「・・・なんで言わなかったの?」
ヒ「・・・別にいいじゃん、気にしてないし」
キ「・・・なんで、そんな嘘つくの?」
キヨの声が教室に響いた
ほかのクラスの人がギャーギャーと騒いでいたが一気に静かになった
キ「・・・そんな事、思ってないのに……」
悲しそうな顔をしていた
自分のことであるかのように
ヒ「・・・ほっといてよ、別に関係ないじゃん。それに、なんで来たの?来ないでって言ったのに…もう」
「大嫌い」
そう言い捨て教室から姿を消す
キ「・・・嘘つき…」
その時のキヨの、声は小さく細かった
-ヒラ視点-
俺は中学2年からいじめられた
原因はフジとキヨ
能力者の家族だった場合、高確率で能力を持っている
でも俺は持っていない
だからいじめられている
「捨てられっ子」「縁のない家族ごっこ」
全ての言葉は俺の心に刺さった
家族の事を言われたからね
その時、反論をしたんだ
そしたらいじめはエスカレートしていった
暴力もしてなかったのにするようになって
教科書や机は捨てられるし
教師は助けてくれないし
そんな日々を送っていた
誰にも相談できなかった
皆に迷惑をかけたくなかったから
どうせ、校長先生やPTAやら動くだろう
そう思うと面倒くさく思えてね
何もしなかったんだ
そしたら、バレた
1番バレたくなかった事
バレたらまたエスカレートする。
困らせる。
心配させる。
それが怖かった
こんな俺を助けてください。
「家族の皆……」
――――――――――
はい!どうも!みやかです!!!
ついに明らかになりましたね!
ラーヒーさんの裏!!!
さて!ここからが本番ですよ!!!
どんどん盛り上がりましょう!!!
では!次回!!!
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