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門を出て昨日より賑やかな屋台や人々達の中に紛れ進んでいく
アスタの腕をぎゅっと力を込めながら
何か今日はもう誰にもアスタを見せたくないような感じがして急ごうとしてアスタに止められた
俺の何かを感じとったのかアスタは俺の手を繋いで人気のない所に連れていった
さっきの賑やかな感じとは違い静かなそこにはベンチが合ってそこに座らせてくれた
「何かあった?」
「....俺もよく分かんない、何かリリスがいつもと違って」
「うん」
「アスタを見てた目が熱いって言うか...そんな感じがして...」
「ん」
「アスタは....俺の...」
「ああ、俺はエルのだよ」
俺の話が終わると同時に優しくそう言うと抱き締めてくれる
とん、とんっと心地よく背中を叩かれると落ち着いてきて不安も一気になくなった
もう大丈夫、と言う合図としてアスタの胸に額を擦り付ければクスッと笑って額にキスをくれた
「もう帰るか?」
「んーん、アスタと来たんだ!だから楽しく終わりたい」
「そうだな」
アスタの言葉に完全に元気になった俺は手を繋いで賑やかな中に戻って行く
それからは本当に楽しかった
昨日はなかったイカ焼きの屋台の前に居ると
スレイに会ってこれからクレルが踊るんだ、と一緒に見ることになった。
クレルが踊ると言う舞台の前に来ると男も居るが女の人が多く集まっていた
そして暗くなると音楽がなり出しそれに合わせてクレルがキラキラした衣装、下半身蛇の姿で現れた
すると女の人達のキャー!とかセクシー過ぎる!と言う声やヒューーっと言う口笛の音が聞こえた
それからくねくね、と踊るクレルは凄く綺麗だったけどスレイは何か機嫌が悪かった
躍りが終わるとスレイはクレルの所に行ってくる、とどっか行ってしまった
何で機嫌が悪いのか分からなかったがまぁいいや、とアスタとまた歩き出した
すると、ローレとルサばったり合う、ルサはデートかコノヤロウ!と叫んでいってしまい
ローレと俺とアスタで苦笑い、またねのローレと分かれる
他にもオブリュとウンディーネがお茶の葉とクッキーの屋台をしててオススメを貰ったり
ユディオンがドラゴンの姿になり空に飛び火で絵を描いたりしていて
とても楽しい時間を過ごしていった
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