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100 R (微エロ)
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side ハミド
ダメだ‥なんだあの色気は‥。
治まらない、くっそ!
布団の中で静まれ、静まれと抑えつけるが、暫くしていないので、一向に治まる気配がない。
まさかまさかの、俺は一人で抜かなきゃいけないのだろうか‥。
あの浴衣、可愛かった。シオンによく似合う赤だった。
本当に、何故か赤を着るのは珍しい。そういえば一度デートしていた時も、本人はあまり着ないし、青のほうが好きと言っていたけれど。
浴衣から見えるか見えないかの乳首が見える角度に興奮してしまった。
もしかして、誘ってくれてるのか?と思ったけど、お粥に舌を使ったら、また俺を、汚いものでも見るような、冷たい目で見られたから、自重した。
布団に戻っても悶々として仕方が無い。シオンに触れたい、シオンの甘い声を、聴きたい。
気がついたら俺は自分のモノに手をかけていた。
この俺が、一人で慰めるなんてみっともない事、この上ない。
情けなさに唇が震えてくる。
あの、うなじに被りつきたい。噛み跡がついた場所に舌を、這わせ浴衣を脱がせ、て‥‥
ハァアハァンハァ‥
手が止まらないあと、もう少しでイケそうだ。
これをティッシュに出したらもう寝よう。
シオンの綺麗な足に俺の欲望をぶっ掛けたい‥ハァアハァ 「ハミド、入るぞ?」
何も知らないシオンは、襖を明けて入ってきた。
いけないと思い、布団をかぶり寝たフリをする。
俺のモノは痛いくらいにギンギンに張っていた。
シオンは、俺の前に来ると「シェザードさんとお前が最後までしてると思い、浮気を疑った。ハミドに俺はあんな酷い事をされたこと無い。俺の身体、お前と相性悪いのかな。だから、いつもお前は俺を、気遣って我慢してるのか?」
布団から、頭を出し、目だけの状態でシオンに向き直る。下半身はギンギンと痛いが、盛大に誤解しているシオンにだけは言わないと。
「違う。シオンは、俺の特別だ。シオンとは肌を触れ合うだけで俺を、甘美な世界に連れて行ってくれるのだ。変なスイッチを入れなくても‥‥。あの日、どうしてもカリフにその気にさせなくてはいけなくて、何をしても勃たなかった。シオンにしたようにするのでは、興奮しない。正直に言うが、シオン以外と肌を重ねたことがある者たちとの営みを思い出し、こうしてしていたなと‥その‥‥」
シオンはふと、「そうか、ハミドはいつもはああして抱くのが好きなのか、俺の知らないハミドと本番の性行為をしたものは皆知ってるハミドで、俺だけが知らないんだ。‥‥」
俺は慌てた「そんなもの、知らなくて良いだろう?愛の無い行為だ。したくもない時に、無理やり自分を、高める行為だ。シオンはそんな事しなくても、シオンの声を聞き、シオンの肌を実感するだけで満足なんだ。」
「本当に?」 シオンはまだ言う。シオンの手を取って、布団の中に入れ、俺の中心を触らせる。
「あっ、勃ってる‥」シオンが頬を赤くする。
「シオンの浴衣姿が魅惑的過ぎて、もうこんなだ‥‥。」
「慰めて、欲しいか?」
シオンから思いがけない事を言われ心臓がバクバクする。
「慰めて、くれる‥のか?」
シオンは艷やかな笑顔で頷くと、布団の中に潜り込んで来た。
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