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息子さんをください 友side
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「あれ?ちょ、ちょっと、那智!」
お母さんが鼻メガネのまま、何故か那智を呼ぶ。
「どうしたの、母さん。」
「うっ!?」
リビングに入ってきた那智も、何故か鼻メガネを装着している。
もう、ヤダ。
こいつらなんなの。
この時俺は、心に誓った。
早く帰ろう、と。
言うこと言って、早く帰ろう。
俺は2人が見えないように頭を下げて、声を上げる。
「お母さん!」
「は、はひっ!?」
変な返事だけど、もういーぞ!
「勝手なお願いだとは充分承知しておりますが、聞いてください。大和くんと僕は、将来、同じ籍に入ろうと思っています。どうか、その許可を頂きたく、本日は参りました。」
「か、母さん、僕からもお願いします!」
隣にいた大和も頭を下げる。
シーン。
流石に、即答で返事はできねぇよな。
それは、分かる。
「白鷺さん。顔を上げて頂戴。」
「はい・・・。」
ゆっくりと顔をあげると、お母さんはまだ鼻メガネだった。
さっさと取れよ、鼻メガネを!!
「私はね、鼻メガネをしているのよ。」
「は、はぁ・・・」
「それについてのコメントは無いのかしら。」
えー・・・・
そこ、求める・・・?
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