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捨て身の攻撃 勇希side
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ヤバい。
「執事さぁん、電話番号教えて?」
「あ、も、申し訳ありません、お嬢様っ。僕・・私たちはお教えできなくて・・・・」
「ん〜、もう、そういうのいいってばぁ!一緒に遊びたいのっ。ね?教えてよ〜。」
真田は意外に客に人気だ。
きっと真面目な態度が好印象なんだろう。
何より可愛いしな。
何度かお姉様方に声をかけられてたが、そんなにしつこく
なかったので、俺が出るまでもなかった。
しかし、今日の人はしつこい。
あんまり迫られるのに慣れてない真田はタジタジだ。
もう少し様子を見るか・・・?
そう思った途端、ブブブ、とポケットのスマホがふるえた。
ま、まさか・・・・
フロアの死角で恐る恐るスマホを取り出し、受信メッセージを確認する。
『何してる。さっさとあの淫売を大和から引き離せ。』
い、淫売・・・・・
ただ口説いてるだけなのに、不憫な女性だな・・・
ちらっと周りを見渡すが白鷺さんと思しき人の姿は見えない。
一体どこで見てんだ!?
そう思いながらも、これ以上白鷺さんからの脅迫メッセージは
耐え難いので、俺は真田に向かって歩き出したー
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