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夢か現か
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バイト最終日を終えた。
「今日もお疲れ様。臨時の子たちもありがとね。忙しい時期を乗り越えられたのは、君たちの頑張りのおかげです。また、バイトしたくなったらいつでもおいで。」
ニコニコと優しい店長さんに言ってもらえた。
「は、はいっ。ありがとうございましたっ!」
ちゃんと、失礼がないように挨拶できてるだろうか?
心配だけど、自分なりに精一杯のお礼を言って店を後にした。
「あー、ほんと疲れた。」
本多くんが首を回しながら呟く。
「あ!じゃあさ、これから3人でメシ行かね!?」
穴山くんがウキウキとこちらを見てくるが・・・・
「ごめん。僕、用事があるんだ。2人で行ってくれるかな。」
「え〜・・・。残念・・・。お疲れ会したかった。」
「うん。じゃあ、また今度行こうな、真田。」
「うん!絶対行くから!じゃあ、ここで。」
そう言って2人と別れ、電車に乗る。
いつも降りる自宅の最寄駅を過ぎた。
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