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壱人vs新藤 1-11
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「壱人さーん!」
「おう。乗りな。」
樹が助手席にいると落ち着く。
「ほんとに、ほんとーにディズニー行ってくれるの?」
「当たり前だろ。
俺も樹と行きたかったんだよ。」
「すごい楽しみ!」
こうして開園から閉園まで遊びつくし、
大量にお土産を買って車に戻った。
「楽しかった!
壱人さんありがとう。」
「いいえ。俺、ちょっとタバコ吸ってトイレ行ってくる。待ってて」
タバコもトイレも行かない。
お土産を選んでた時、バカでかいクマを
見つけてそれから樹が目を離さなかった
のを俺は見逃さなかった。
値札を見て諦めたのも。
もう一度入園して買いに行く
まじ、でか。
1万するぞこいつモフモフだし…
サラッと買って車に戻る
死角を利用して樹に気づかれないように
車に近づいて助手席の窓からクマで覗く。
ミラーで樹がキャーキャー言ってる。
可愛いかよ。
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