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俺、気まずい
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次の朝俺はひっじょーに後悔をした。
朝ごはんを食べながら。
「気まず・・・。」
なぜ昨日あんなに感情に身を任せた行動をしてしまったのか。いや、そもそも俺は感情に身を委ねて生きている男だった。しょうがない。
「麗人はやく学校行きなさい!遅刻するわよ!」
「うーん。」
親友に彼女が出来て嫉妬って普通のことなのか?
そりゃ彼女優先ですから?遊ぶ時間とか減るだろうし?
「なんかムカつく・・・。」
親友に彼女が出来て自分にはできない事にムカついてるのだろうか。
確かに彼女欲しいとは思うけど誰でもいいわけじゃない。
「あんたのために言ってるのにムカつくですって?」
俺のため?俺のために彼女作るなんてことはな・・・じゃねぇ!
「違っ母さんにムカついてたわけじゃないって!」
「じゃあさっさと学校行きなさい!」
「はいぃっ!」
とりあえずこの件は保留にして、慌ててカバンを掴んで学校へ行くことにした。
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