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「先輩……そんなにコレ、抜いて欲しいですか?」
言いながら、俺は再びしっぽを掴んで、わざと先輩が感じやすい所に当て、グリグリとしてしまった。
「やっ、ぁっ……お、お前……! 絶対、わ……ざとっ、やってるだろっ……!」
「ま、まさか……」
勿論、わざとだけど……。
「何か、嘘くせー……」
「俺を疑ってるんですか? 酷いですよ……先輩……」
「……そんな、落ち込む程の事かよ。しっぽもつけたし、もう堪能しただろ? 早くこのしっぽ、抜けよ」
「はい、分かりました。けど……先輩、しっぽを抜く前に、もう一つお願いがあります」
ドキドキしながら、俺は口を開く。
「何だよ? お願いって……」
「えぇ。それは……。あっ、あの、その格好のままで、猫の鳴き声してください!!」
……言った!
俺はとうとう、言ってしまった!
こんな可愛い猫姿になってるんだ。
そりゃもう、『にゃーん』って、可愛い鳴き声で鳴く先輩を、期待しちゃうよね?!
「……お前っ、俺を馬鹿にするのも、程々にしろよ! 誰がするかよ、そんな恥ずかしい事!!」
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