アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
会ってはいけない人
-
変装……???? 整形………???? なんで………???
夢で見たあの人。殺し屋にしたあの人。
見た目は全然違うけど声とオーラは一緒なあの人。
そう。
「な……なせ…?」
いや、でも、深夜さんと秋さんがこんなミスするハズない
いや、有り得るのか、あの人たちはこの人を知らない
俺だって当時のことは覚えていないんだから。
殺し屋をやらされてたことくらいしか覚えていない。
何があったのか…でもこの人は直感的にわかる
やばい
「…??? ななせ…???」
何白々しくわからないふりをしているんだろう。
本当はあの人のくせに…俺が会いたくない人3人目……
七瀬……。
でもなんでここに??俺のことがバレた???
いや、俺のことがバレたなんて一回もないって
言われてる……じゃあ、なんで???
ここに殺さないといけない人がいるっていうこと…???
ワカラナイ、ナンデ、ココニイル……
もしかして憐兎???目立ったことしすぎたか??
いや、でもこいつのPCブロックはプロでも無理だ…
じゃあ、誰???
もしかして、東條組……あいつら皆に知られてるから…
お前は生徒会を狙って…???危ない……ドウシヨウ……
どうすればいい......。深夜さんに相談すると……
嗚呼、でもこれは相談してはいけないこと???
じゃあ、一体どうすればいい…何をすれば……
そうだ、俺が極力この人の近くにいればいいんだ。
そしたら下手な真似はできない……そうしよう。
「暁音ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ぴゃぁぅッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
憐兎…????な…なに、五月蝿い…。
「暁音ちゃん…??どうしたの???」
憐兎が心配してる。俺今どのくらいボーってしてた??
正直言って……怖い。
この人が居るって…普通に簡単に人を殺せるサイコパス
犯罪に手を染めてる人。
この学園に置いておく事は出来ない……
誰に……いや、誰にも相談しちゃいけない…
多分…こいつは頭がまわるやつだ、じゃないと
完全犯罪なんて、しかも殺人なんておかせないんだから。
【 ピトッ…… 】
「へぁ???ぇ……??」
七瀬が俺のほっぺた、目、鼻、おでこ、唇、
全部撫でてきた。
キモチワルイ。
「あか……暁音…」
俺が余りにもこの人を見つめるせいか、憐兎が
不思議がってきた、勘の悪いやつ。
「君は綺麗ですね……フフッ……食べちゃいたいくらい…」
あ、ここだ。ここにつっこめば一緒に行動できるかも。
「ふふ……じゃあ、僕をぉ連れ回してぇください…??
何処にぃ行くにも…連れてぇ行ってくださぁい……ね??」
こうしないと…みんなが危ないから、
完璧に変装してるから大丈夫だと思う。それよりかも
皆だ。
この人は他の誰よりかも危険……そういう…なんか
感じる。
覚えてないから何も言えない、でも…本当に怖い。
「暁音…???」
憐兎ごめん、そっとしておいて、俺についてこないで。
「面白い人ですね……いいですよ??」
よっしゃっ…第一は突破…ってところか…頑張らなくちゃ
「その代わり…」
七瀬の顔がどんどん近づいてくる。
いいよ、俺は、それでもこの場を…七瀬を監視できるなら
男とだってえっちできる。
俺はこの人になんでもやる。
ちぅ………)))
「んっ……」
目を開けていたら七瀬の目が凄く怖くて見れなくて、
すぐに目を閉じた。憐兎が隣でなにか騒いでるけど、
ごめん、理解は求めないよ、でも、隣にいて。
「ついてくるのであれば…これからもっと先のことも
しますよ…???」
だから、それでもいいんだって、
「いいですよぉ……ふふ…」
「暁音?!?!おい、暁音???」
覚悟は出来てるから。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 81