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盟誓
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「…明日 学校お休みしても良い⁇」
バツが悪そうな表情の創は
布団の中で 俺の服をギュッと握っている
そんな創の白い頬に触れると
恐る恐るといった様子で 俺を見上げてきた
その姿は 耳の垂れた兎の様で 思わずフッと笑みが零れる
「ん…学校には 俺が連絡しておくから
一日ゆっくりしてたら良いよ」
「…ありがとう……ごめんなさい…」
「創が謝る必要無いよ
大丈夫 絶対また安心して 学校通える様にするから」
俺の言葉に 創の唇が震え出して
また瞳が海の様な状態になっていく
そこに波が立つ前に 親指で触れると
創は俺の掌に 頬を擦り寄せている
黄色い髪を梳く様に撫でると 凄く綺麗に笑って
その表情に 気が付いたら見惚れていた
「…佑吾…本当に…ありがとう…大好き…
今まで 嫌な事ばっかりだったけど…
佑吾と出逢えて……それが…本当に幸せ…」
「…創」
愛しい
それ以外出て来ない
今度こそ 何に変えても 絶対に守りたい
そんな想いを胸に秘め 創をキツく抱き寄せた
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