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仲間
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「じゃあ 行ってくる
学校には 連絡してあるから」
「うん ありがとう…いってらっしゃい」
手を振りながら 佑吾を見送った後
ベランダに出て洗濯物を干した
蓮さんのジャージを干しながら
佑吾のもまだあったりするのかな なんて考えていた
もしあるなら 欲しいな…
部屋に戻り携帯を開くと 健からメールが入っていた
“ 創 大丈夫か⁇ ”
昨日も帰る時 すごく心配してくれていた
健は佑吾とは違った感じでいつも僕の心を和ませてくれる
“ 体は元気だから大丈夫だよ 心配かけてごめんね ”
そう返信すると 直ぐにまた携帯が震えた
“ なら良かったけど 何かあったら何でも言えよ‼︎
あと謝るな 友達だろ ”
健の文章に 涙腺が潤む
こんな風に人に言ってもらえたのは初めてで
心の底から嬉しかった
“ うん… ありがとう ”
“ おう 気にすんな 俺達 色素薄い仲間でもあるからな‼︎ ”
健からの返信に 無意識にクスッと笑ってしまった
ずっと嫌いだった自分の容姿に
まさか仲間が出来る日が来るなんて想像もしていなかった
健にもう一通だけ返信すると
よし‼︎と自分自身に気合を入れ お家の清掃を始めた
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