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運命の狂った日
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昔々あるところに、などと始まるおとぎ話。
その一つ「シンデレラ」
親を亡くし、継母や義理の姉たちからひどいイジメを受けながらも毎日、家事を一生懸命こなし、健気に生きる美しい娘がおりました。
その名はシンデレラ。
舞踏会に行くことを許してもらえず泣いている彼女の前に1人の魔女が現れ、シンデレラを美しく着飾り、かぼちゃの馬車を用意してくれました。
そしてシンデレラは舞踏会で王子様と出会い、その後はガラスの靴に導かれ結ばれる。
そんな誰もが知る素敵なお話
この話はシンデレラのその後の物語…いや、その後の狂ってしまった運命と、プリンセスの弟君のお話といった方が正しいのかもしれません。
ごめんなさい。ごめんなさい…
真夜中、お城から1人の女が逃げるように出てきた。彼女はフードを深くかぶっているものの、馬に乗り風になびかれることでフードの下の美しい顔はちらりと覗けた。
涙をこぼしながら、彼女はどこへ行くのでしょう…
誰にも見つからない所へ行くのでしょうか。
運命を壊してまで逃げる彼女はプリンセス
プリンセスシンデレラ
次の日、城中が騒ぎとなった…
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