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夕ご飯タイム
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本日の夕ご飯は、里芋の磯辺揚げと小松菜とジャガイモの味噌汁+今日の朝作りすぎたお弁当のおかず
『良しっ!我ながら美味そうにできた‼︎』
机に料理を並べて自画自賛
優「おいしそぉ〜、俺竜ちゃんの味噌汁大好き」
『じゃ、食べますか!』
2人揃っての食卓がもう当たり前になっている。
優「あっ!ねぇ、休みの日どこ行こっか?」
う〜〜ん、
次の休みは明後日、明日は一応体育祭の予備日&片付け日となっている
『どっか行きたいとことかあるか?』
今まで、休みの日と言ったら家で過ごす事に慣れてしまったため、どこかに出かけると言っても、此処だ!って場所が思いつかない
優「それなんだけど、竜ちゃん、この映画監督の作品好きじゃなかったっけ?」
そう言って、パンフレットを渡された
『うぉ!めっちゃ好き‼︎何これ⁈最新作やんの?ノーマークだった…』
優「で!その試写会のチケット〜、2枚もらったからこれ行かない?ちょうど明後日に都内でやるらしいからさ」
その手に輝く2枚のチケット…
『さすが優、どうやって手に入れたのか、気になるところではあるが…』
この監督の作品は長年のファンが多く、試写会のチケットなんか殆ど手に入らない
優「そこはほら!企業秘密?」
『怖いわ!でもまぁ、決まりだな‼︎』
明後日が余計に楽しみになってきたな♪
その夜、俺のケータイに何通かのメッセージが入っていた事、いきなりLINEの友達の数が増えていた事、
その事が、こんなに面倒くなる事に…
俺はまだ気がついていなかった。
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