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⑫ 正宗
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「足りねぇな…」
俺が慣れない手つきで兄貴のものを擦るが、上手くいかない。
「わ、悪い……」
俺は申し訳なくて下を向く。
俺ばっかり気持ちよくして貰って、俺は兄貴を気持ち良くしてあげられない。
「そうだ、まさ。尻を出せ。」
「えっ?」
俺は考える暇もなくベッドにうつ伏せに倒される。
「兄さん…何…?」
何をされるのか分からない恐怖が俺を襲う。
「まさ、腰上げて。」
俺はビクビクしながら兄貴に従う。
多分俺は、今ものすごく恥ずかしい格好をしている。
「そのまま、じっとしてろよ。」
そう言われ、ギュッと目を瞑った。
お尻の間に何か暖かいものが挟まる感覚。
「ひゃっ!?」
体を避けるように動かす。
「おい、まさ!動くなっつったろ?」
「にぃさん、今のなに…?」
「なにって、素股だよ。」
……。
「にいさんは、やりたいのか?」
「うん。」
「…分かった。」
兄貴がやりたいなら、
兄貴の望む事は、俺もしたいから。
俺はもう一度腰をあげる。
俺が少し震えていると、
「大丈夫、怖くないから。」
そう囁いて、腰を動かし始めた。
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