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トラ先生絶叫する⑦
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ぼくは心を決めると、トラ先生から一旦体を離してベッドの傍らで着ているものを
脱ぎはじめる。
グレー✕ピンクのドット柄のボタンダウンシャツを脱ぎ捨て、Tシャツを頭から
一気に抜き取り、クラッシュデニムパンツに手をかける。
「…。」
ぼくが躊躇いなく服を脱いでいく様を、ベッドに座ったトラ先生が好奇の目で眺められる。
デニムパンツのファスナーを下ろして屈み、片方ずつ足を抜く。
すると、
「きゃあっ!?」
突然、トラ先生が短い悲鳴を上げられる。
「どうしましたっ!?」
ぼくはびっくりして下げていた顔をトラ先生に向ける。
トラ先生はその場にすっくと立ち上がり、真っ赤な顔でぼくを凝視されていました。
「…トラ先生?」
ぼくがあらためてトラ先生に向き直り声をかけると
「〜〜〜っ、なんてことなのっ!!」
トラ先生は頭を抱えて暫く苦悶されてからぼくに視線を戻して
「…君はいつもそんなショーツをはいているの?」
「え?はい、そうですけど?」
ぼくは自分の下半身に目をやり、よく分からないまま返事をする。
「…るうちゃんのばか〜っ!なっ、なんて下着を付けているのよっ!ありえないでしょうっ!
もぉぉ〜っ、絶っ対に銭湯なんて許さないからっ!!」
ぎゃあーっと叫けばれ、本日二度目のお咎めを受ける。
ぼくは柔術、格闘技がし易いのでほとんどビキニタイプのショーツしか身に着けない。
ごくたまにボクサータイプのものもはくけれど…。
それでいまトラ先生の目の前に、蛍光イエローのウエストマークがされたレオパード柄の
ビキニ姿を晒しているのですが何か気に入らないようで、喚いておられます。
「ああっ!また雰囲気が壊れてしまったわ…」
トラ先生はキッとぼくを見据えるとばっとバスローブを脱ぎ去り、
「るうちゃんっ、こっちに来て!」
腕を広げてぼくを呼びつけられました。
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