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トイレに連行される
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「君、準備はしてきただろうね」
校長が、真面目な顔になって聞いてきた。
「はい」
小坂は腕に抱えた封筒を開けようとした。きちんと研修会の資料は作ってきてある。
「違うよ。あっちの方だ」
「え?」
まさか。小坂の頬は、いっきに熱くなった。
「まだだったら、いそいでトイレで準備しなさい」
校長が小坂の腕をつかんだ。
「放してください」
もがく小坂は、ぐいぐい引っ張られ、トイレに連行され、個室に引きこまれてしまった。
バタンと扉がしまり銀色の金属が無情にカチャリとドアに鍵をかけた。小坂は逃げまどい奥の壁に背をつけた。
「何をしている。さっさと脱ぎなさい」
早くしないと電車の時間に間に合わないとせかされて、小坂のズボンはずり下げられた。こんな状況なのに小坂は反応していた。校長に見られないように小坂はワイシャツの裾を引っ張った。
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