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担任
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俺のクラスの担任教師、須田鷹弥は、数学担当で、イケメンだが泣く子も黙る冷徹教師として有名だった。
生徒からはかなりの人気があり、特にマゾヒストからの人気は絶大だ。
ガラリと生徒指導室の扉を開けると、須田は回転椅子に深く腰をかけ、優雅に足を組んで俺を待ち構えていた。
「三分遅刻」
「…すみません」
俺はなんとなく、今日の相手はこの須田鷹弥になるだろう、と予感していた。
だが、俺はマゾじゃない。
苛められるのは嫌だし、痛いのなんか大ッ嫌いだ。
それに、薬の効果が薄れている今など、セックスしたいとさえも微塵も思わないのだ。
正直、逃げたい。
こんな冷徹教師となんか、死んでも御免だ。
「…それで、話って」
「お前、本当は分かってるだろう」
見透かされたように言われて、俺はつい固まってしまう。
無言になる俺を見て、須田はフッと蔑むように嗤った。
「お前が俺の教室で放課後人目もはばからずセックスしてた、って報告が上がってんだよ」
「…してません」
「お前の言い分はどうでもいい。気に入らないのは、俺の教室ってとこだ」
ああそうだ。
この男は、そういう男だった。
俺は激しく後悔した。
「まあでも…お前がそこまでしてないって言うんなら、見逃してやってもいいぞ」
「…!本当ですか、」
「ただし、条件がある」
須田は悪魔のような笑みを浮かべながら、彼が座る目の前の床を指で差した。
「ここでオナニーしろ」
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