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くそみたいな恋人
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「ねえ、ハル…俺達まだ浮気中だよね」
「…え……あぁ……、」
そうだった…
俺は夏瑠に嫉妬させたくて
眞仲と浮気のフリをするってなってたんだ
「ハル…キスしよ」
「キ?!、わっ」
返事を待たずに眞仲は俺をソファーに押し倒した
まずい
「待って、眞仲!浮気って言っても俺等フリだろ?!
ッキスはだめだ!」
非常にまずい…
眞仲に掴まれた両腕を振り切れない
…なんて馬鹿力だよ
夏瑠といい何で俺とこんなに力の差があるんだ…
「お願い…逃げないで」
「…ま、な」
まただ
何で眞仲がそんな顔するんだよ
いつもみたいにヘラヘラしてほしい
「…眞仲」
俺は眞仲みたいに優しい接し方とか
慰め方を知らない
流されそうになる
どうすればいいか分からなくなる
俺が逃げるように目を逸らせば
掴まれてた腕が離され
頬に手を添えられた
「…アイツだって同じ事してんだよ?大丈夫俺はキスだけだから
ハル……お願い」
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