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ギャァォオオオオオオオオ
「よし、コイツで終わりっ!」
シンが最後の一撃を食らわす。
なんか炎が剣を纏っててカッコいい。やっぱ魔方陣みたいなヤツ出てるしさ。
俺、どうしても出ないんだよな…
怪物は変な声を出して倒れた。
うん。これが最後か。長かったな(遠い目)
『でもさ…何でこれが最後だって分かるの?』
ハッキリと何匹いるか把握してるのか、それとも面倒臭いから打ち切るのか。
俺の疑問に答えたのはシンだった。
「死体処理班にいるんだよ」
『え?』
「"見える"ヤツが」
死体処理班…聞いたことがある。
アルさんがなんかの説明でパッと言ったけどそのままスルーしたヤツだ。
ポカーンとしてたら、「死体処理班……俺らが倒した敵を処理してくれる人たち」とノアが補足してくれた。
「でも"見える"ってのいうのは少し大袈裟じゃないですか?
正確には"飛べる"です」
アルさんが言う。
ああ、なるほど。上空から見て、数を判断してたんだな。
死体処理班には、もう少しで会えるらしい。
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