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そして、そんな俺をも愛おしげに見ながら静かに言葉を紡ぐ。
「この口で私の名前を呼んで」
そのまま手をすっと胸へと移動させ、
「ここで私を感じて」
その指は腹をゆっくりと撫で、
「ここに、」
そこは俺自身から奥まった所にある場所。
「私を刻み付けたいと、ずっと思っていた」
「ぃ、やだ…っ、やめろ…!」
その場所を何度も撫でる手から逃れようと体を動かしても、そんなささやかな抵抗も虚しく、すぐに押さえ付けられてしまう。
っ…力が、強い。
「…ただ、この体が私のものではないことだけが気に食わないが…、…まぁいい。貴方も主の体の方が下手に暴れられないだろう?魔王様。
今からじっくり私を感じさせてあげる。
私を忘れられないように、その体全てに」
そう言って恍惚な表情を浮かべそいつは俺の首筋に顔を近づけてきた。
「やだ…、やめ…っ、ろ!っん…」
舐められた後きつく吸い付かれ、思わず声が出てしまい、咄嗟に唇を噛んで声が洩れないようにする。
その様子を首に唇を寄せながら横目で見ていたそいつは、楽しそうに俺の頭を撫でてきて。
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