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恐怖心と愛
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こいつ…本気か?
さわさわと春樹の両手が上半身を撫でまわる。その感触に鳥肌がたち、ギッと睨むが、春樹は楽しそうに笑っているだけだった。
「もう…も、怖い…ッ」
身動きがとれない。手首が痛い。
ストレスが俺の中にどんどん広がっていく。
「もっと怖がって怯えて。綾のその顔最高なんだよ」
「う…ちょ、っと……」
ぐりっと乳首を押される。その強い刺激は痛みに変わり、顔が歪む。そして摘まれたりくすぐられたりが繰り返され、じんじんと麻痺していく。
「うふふ〜可愛い乳首❤︎ こんな敏感になっちゃって……舐めちゃおうか」
俺の片方の乳首に顔を近づけ、唇ですりすりと撫でる。今にも舌で舐められそうだ。
「やめっ…ッ、いい加減にしろ!!」
「…ッい」
俺は耐えきれず、春樹の腹を思いっきり足で蹴った。春樹は苦しそうに顔を歪め、一瞬背筋が凍るほどに睨まれた。
「…ッツ!!ご、ごめ」
かつてないほどに体が震える。間違いなく相手が悪いのに、反射的に謝ってしまう。
春樹が俺の方に腕を伸ばしてきた。俺はその手に捕まりたくなくて、部屋から飛び出した。
「……はは」
綾の部屋に一人残された。さっきの綾、最高に可愛かったなぁ。もっともっと虐めて泣かせてやりたい。
「絶対逃がしてやらない」
この歪んだ感情は綾に対しての俺の『愛』だ
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