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雨音13※
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恩田が何度も何度も、深く浅く、口付けを繰り返すと、
立花の瞳は徐々にトロンとし、潤んできた。
「ぁ.........、」
体の力が抜けてきた立花をベットに寝かせると、吐息を漏らす。
「....、センセェ、」
続きを催促するように恩田を見つめる。
「ばか、親帰って来んだろ?」
恩田は困ったように笑い、立花の薄茶色の髪をクシャッと撫でた。
「お前、怪我してるし。今はやめとけ、な」
「...少し、だけ...」
そしたら、
良くなるかも....
「上書き、....」
立花はうわ言のように呟き、自分が何を言ってるのか分かっていない様子だった。
「......先生なら....」
「ーーーーーーーー」
恩田は立花のこめかみにキスを落とすと、
首筋、鎖骨、腕、手首と優しく口付けを続けた。
よく見ると包帯をしている左腕以外にも、
落下した時には負ったと思われる傷が所々に付いていた。
立花のTシャツを捲り上げた途端、恩田は手を止め眉間にシワを寄せる。
「.....」
時間が経ち、立花の腹部は殴られた痣が赤紫色となり酷くなっていた。
(痛み止めが効いてるからか、痛そうな素振りを見せなかったが、
思ったより酷いことになってるな....)
恩田はひっそりとため息をつくと、
痣には触れないよう周囲に優しく口付けをした。
すると、立花がビクッと反応する。
「...痛いか?」
「....だい、じょぶ、....」
立花は顔を背け、シーツに爪を立てていた。
「無理しなくていいぞ、...やめるか?」
立花ははっきりとは言わないが、何をされたか恩田にはもう想像がついていた。
(傷跡にまぎれて分かりずらいが、ケガとは別の痕が残っている)
「いい、から、....」
呟く声も小さく、立花が我慢しているのが分かる....
だが、して欲しいと立花が思っているのも確かだった。
(忘れさせて欲しい、のか)
恩田は、シーツを握っていた立花の手を解かせ、指を絡めて握り、
安心させるように唇にキスをした。
「んっ.....」
なだめるようにキスを繰り返すと、
次第に、立花の体の緊張がほぐれてきた。
「はっ、....んん...」
立花が腰をモゾモゾとし始めたところで、
恩田は立花の下着の中に手を差し込んだ。
「アッ」
何度か擦ると直ぐに立ち上がり、
艶めいた声を漏らす。
立花の乳首を舐め、舌で転がしながら
上下にペニスを弄ってやると、立花は膝を立て腰をよじる。
「あっ、や、ぅん...、もうヤ、バ、」
立花はもうイきそうらしく、内腿をヒクつかせる。
(...随分、今日は感じやすいな....)
いつもと違う様子に、恩田は違和感を感じていた。
(痛み止めが効いてるから、感度は下がるはずなんだが...)
(そういえば、キスしてた時もトロンとした表情してたな...
眠気でだるいのかと思ってたが...、
........まさか....)
「あ、ぁ、も...ぅ、イっ......!?」
イク寸絶のところで、突然根元を恩田に握られ立花は戸惑いの声を上げた。
「セ、ンセ、...なんで、..、っ」
「.....なぁ、立花、」
恩田は立花の耳元を舐めながら、優しい声音を出した。
「お前、何か盛られたのか.....?」
「....!.....」
「なぁ、?」
「......なに、いって、
......ヒャっ!」
恩田に根元を握られたまま、ペニスの先を指先引っ掛かれ、
たまらず立花は悲鳴を上げた。
「やっ、それ、やめっ」
「立花?」
「.....っ........」
カリッ
「やぁーーーーーーーっ!、
.................あっ、少し、」
「ぅん?」
「嗅がされた、だけ....」
「何を?」
「よく、わかんねー、けど....、気持ちよくなるって、」
「・・・それで?
無理矢理されたのか、」
「................」
「聞こえてる?」
カリッ
先端を再び引っかかれ、立花は体をビクンッと跳ねさせ、悲鳴を上げる。
「やぁぁぁっ!もぅ、かんべん、し、て、」
立花は覆いかぶさっている恩田を押し退けようと必死で暴れる。
「お、オレの.......、不注意、ぜんぶ、
セン、セに、
注意、されてた、のにっ....」
恩ちゃんにも、キムにも気をつけるように言われてたのに
こんなことになって...
全部自業自得だって、分かってる
「センセェっ、....お願、許し、っ」
立花は両目に涙を溢れさせながら懇願した。
「お前は....
.....ったく....」
恩田はため息をつき、根元の抑えを緩めた。
オレも大概甘いよな、と呟く。
「いつもソレが通用すると思うなよ?」
立花の首筋に吸い付きながら、ペニスを上下にシゴいてやる。
「アッ!はっぁ、アッ、」
恩田は立花の首筋に、胸元に、いつもより強く痕を残していった。
「あ.....アッ、センセ、もぅ」
「いいよ、そのままイって」
グチュグチュグチュっ!!
最後激しく恩田の手で攻め立てられ、立花は恩田のワイシャツを握りしめながらイった。
「あっんーーーーーーーーーー!!!」
イったばかりで息の上がっている立花の髪に恩田は優しくキスを落とした。
「このまま、ゆっくり休め...」
意識が落ちる直前、立花は小さく呟いた。
「センセ、......側にいて....」
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