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Friday night 4
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「どうだ、初めてフェラした感想は?」
したっつーか、お前に無理やりされたんだけどな...
「まずい...水飲みたい....」
「ははっ、今持ってくるから待ってな」
男はズボンを直し、フロアの方へ消えた。
ソファーから体を起こすと、グルグルと目が回った。
ガタンっ
体のバランスを崩し、ソファーから落ちる。
「...っ! 」
なんだ、...立てねぇ...
いつの間にか酔いが全身に回り、思うように体が動かない。
這うようにして移動し、どうにか壁づたいに立ち上がった。
音楽が鳴り響くフロアに出ると、たくさん人の熱気であふれていた
「....う、.....」
急に、大きな音が頭にこだまし、ぐらぐらと視界が揺れ立花はその場にうずくまる。
...世界が回る....
「ねぇ、君大丈夫?」
うずくまっている立花に、心配そうな声がかけられた。
「どうかしたのか?」
「なんかこの子具合悪そうで...」
後ろから別の男の声がし、立花は声のした方へ重い頭を上げた。
「....?お前、...立花!?何でこんなトコに」
驚いて声を上げたのは、私服姿の恩田だった。
「お、恩ちゃん...」
立花が小さく呟く。
(やべー・・・)
「なに、この子知り合い?」
「あ?ああ。ちょっとな、」
心配する女性を待たせ、恩田は立花に小声で尋ねる。
「お前、こんなトコで何してんだよ?」
「いやぁ、...ーん、まあ、ちょっと、」
何をしてるかなんて言えるはずもない。
「ちょっとじゃねぇだろ、こんなトコ未成年が来るとこじゃねぇぞ。
おら、ちょっとコッチ来い、」
「 いや、あ、
彼女!、待たせちゃかわいそうだろ、」
腕を掴まれた立花は、心配そうに様子を見ている女性をさして言う。
「オレ大丈夫だし、気にすんなって、」
「大丈夫とかそういう問題じゃねぇ、お前がこんなところにいるのが問題なんだよ」
「お、恩ちゃんだって!
このコト知られたらマズイんじゃね?
クラブで女の子引っ掛けてるって、教師的にオーケーなの?」
「お前なぁ、、、」
はぁ、とため息をつくと、後ろの女性の方を振り返り、告げた。
「ちょっとコイツ送ってくるから、ワリィけど適当に遊んでて」
「なに言ってっ、」
「おら、行くぞ。来い、」
恩田は立花を強引に引きずって、クラブを出て行った。
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