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キスの値段
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「おはよー刻景ー」
「おぅ、おはよ」
朝起きて一琉が刻景達の部屋へ行くと今日も六花が起きていない
心配するように六花の部屋の方を見たけれど刻景に朝食を食べようと誘われたので自分の席に着く
「いただきまーす、わっ、今朝はホッケやーお醤油とってー」
「かけすぎるなよ、あと骨気をつけろよ」
わかってると言って一琉は醤油を受け取る
「あ、なぁーハチミツってある?」
「え、おまえ魚にハチミツかけるのか?気持ち悪いぞ」
違うし、と一琉が言い返せば刻景に笑われた
昨日クレインが作ってくれたハチミツ入りのホットミルクがとても美味しくて気に入ったからまた飲みたくなってしまった
クレインの言った通り話をしていたら眠くなってきてクレインに部屋まで送ってもらうとすぐにぐっすり眠ってしまって今日はとても頭がスッキリしている
「ってかないぞ、欲しいなら買えよ」
「えっ…はーい」
ちぇーっと一琉は拗ねながら魚の身をほぐす
(そういえば…会長……一緒にすもーって言ってたなぁ)
冗談かと思ったけど本気なようでエレベーターの中でも繰り返し誘われた
強制されたわけではないし、2人ともよく相談してきめていいとも言ってくれて……
「一琉、箸止まってる」
「ん、魚美味しい」
「まだ食ってねーだろ」
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