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「なー僕なー音楽室向かう前に寝ちゃったんやろ?起きて知らんとこいたからびっくりしたーでもなここのベッドふっかふかなん、2人も寝てみ?」
こーんなおっきいんと両手を広げて説明する一琉は音楽室での記憶は綺麗に消され、体に負担もなさそうで2人はほっとする
イリアは…他人の記憶を弄ることが嫌いなクレインが記憶を消してまで自分のしたことを無かったことにしたことでようやく良くないことをしてしまった自覚がわいてきていじけるように髪をいじる
けど一琉はイリアにも気づきニコリと笑顔を向けた
「イリアーお手紙ありがとう!僕すっごく嬉しかったん!あの形の可愛いなっ」
ふわふわとした笑顔は音楽室では見せなかったもので……イリアは立ち上がると一琉の体に抱きつく
イリアの体温はたかくまるでぬいぐるみのようだと気を良くし、一琉は自分にひっついてくるイリアを真似するように抱きしめ返した
「一琉ちゃん…ごめんね、一琉ちゃん…ずっと友達でいてね、ボク人間の気持ちも考えられるようにちゃんと努力するからっ」
やっぱり自分が悪いことをしたという自覚が完全にあるわけじゃないけど、せっかくできた友達を失うのは寂しいので素直に謝った
といっても一琉はなんで謝られてるのかわからなくて(きっと記憶があったとしても)少し困っている
でもイリアの気持ちは六花と刻景には伝わったらしく、2人は今回はイリアを許そうと目で会話をした。
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