アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16
-
ピンポーン
「…んぅ………?」
チャイムの音に起こされ、まだ寝ぼけた頭で周りを見ると、帰ってきた時はまだ明るかった部屋が、真っ暗だった。
今何時だ、と時計に手を伸ばすと、またチャイムの音が鳴った。
「んだよ、うるせーな…」
結局時間を見ずに、はいはい、と玄関へ向かう。
そっと、なるべく音を立てないように、俺がいることがバレないようにしながら、覗き穴からチャイムを鳴らした相手を見る。
「……は、?」
思わずアホみたいな声が出てしまう。
ドアの向こうにいたのは
「なんで…玖村……?」
さっきまで嫌というほど喋り尽くした男の姿だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 51