アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
「アスマの事が好きだ、付き合って欲しい」
(っ…。)
彼が熱烈な想いをあの子に告げる言葉にギュッと絞まる
好きだと真っ直ぐに愛を叫べるあきらが羨ましかった
自分には言えない一言だから
ああ…。自分も彼と同じであの子がスキだったのに……その時はじめて自分の本音を伝えなかった事に後悔する
(神様…。これは自覚していながらなにも出来なかった罰ですか?失恋は辛すぎるよ…。)
何時だって気がつけた時に後悔しても遅いのに自分の気持ちに勇気を出して素直に言い出せなかった自分の情けなさを隠すように膝を抱え込んでは彼は声を殺しながら泣きそうになる顔を隠しながら静かに涙した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
83 / 128