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いきなりのことで驚いた
今もまだ心臓がばくばくしてる
彼は大胆に開け放ち窓を飛び出した
端から見たら飛び降り多用に見えるが実はそうではない
窓から飛び降りると近くの建物を上手い具合に使いあっという間に屋根上に登り自分達は現在この建物の屋根にいるわけだが運んでつれてきた当人はまったく動じない
それどころか日向ぼっこに最適な場所を身繕い快適に過ごせるように準備中だ
作業は手慣れてあっという間だ
自分の衣服を汚れるのもお構いなしに上着を下に置いてまさひをそこに座らせる
「服が汚れてしまう…」
「気にするな、洗えばいいだけだ」
風通しの気持ち屋根上でぽかぽか温かな太陽の光
「問題なさそうなら日向ぼっこするが日差しが強そうなら言えば木陰にいく…あそこの零れ日での日向ぼっこも乙」
木陰?と言われて辺りを見るちょうど近くの木に木陰があり確かに日差しが強くなったら避難できるぐらいの影はあった
「ここはおまえの特等席なのか?確かに日向ぼっこには最適な場所だな」
「…ここなら鬱陶しいことも耳障りな奴らの存在も来ない。休むにはピッタリだ」
ざわざわ葉がなり零れ日が差し込む
気持ちいい環境でついついうとうとし始める
ここが屋根の上なのを忘れて熟睡にはいったい子供の様子を確認してからシリブローはそっと起き出す
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