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もしも霊力がある人物でなおも"霊視"で視える相手なら息を飲むだろうほど力はある自分の姿をとらえた相手が誰だろうと驚くだろうからお互いの距離感とわずかばかりの警戒心はあれど獣の姿で不用意に近寄る
「一体何が落ちたんだ?」
「う゛ぅっ」
「これは…」
香ったにおいは人間のそれなのに何故だろう この人は今まで嗅いだ人間と一致しないとおもった
興味なかったけど好奇心がでてきた獣は弱った兎を加えてねぐらにしてる洞窟へ運び込む
洞窟へ運び込む獣は開けた空間に置く
その空間は少し変わった所でありこの洞窟の内部には祭壇がある
とある神を祀る祭壇と言えば聞こえはいいだろうがここに繋がれてる神様は人間の身勝手な都合で縛られて自力では出れない小さな獣の神様が囚われてる場所でもあった
「おぉーい、リトルビースト起きてるか?」
「――、」
気配を消すのに長けた彼は同じ獣の神であるが色々と面倒な制約に縛られてる
今だってこちらに気づかせるために気配を感じさせるがそれも少しの間だけだった
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