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-シリブローver-(2)
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ザワザワ耳障りな雑音が邪魔してボスを探し出せない
それなりに視力がある目でそれらしい人物を広範囲見回して捜しても人酔いしそうだし匂いも当てに出来そうにない
仕方なくクロフク、と呼ばれたボスの下僕(と書いて部下)に勝ったケーキを渡してボスの捜索をしていた
走るシリブローの視界が正面の後ろ姿の人物を捉えるなりその人間の腕を掴む
「ボス!探した何処に行ってたんだ?!」
[……?]
アレ、ボスってこんなに目線が引くかったか?それになんか幼いような
違和感しかないそれに気づいて改めてみた
「…ボス…なんか縮んだか?」
[俺は縮んでなどいない…それよりも白銀お前しゃべれるようになったのか?]
「何をいってるんだ?喋れるも何もボスとは何時も話してるじゃないか」
[そのボスってなんだ?何時もなら匡灯って呼ぶのに何でさっきからボスと俺を呼ぶんだ?]
「ボスはボスだから…」
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