アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
逃げる妖獣と能力世界※[1/5]妖狐→宴組
-
赤い狐は逃げていた
後ろを追いかけてくる白い豹が標的として狙ってくるからだ
必死に逃げて逃げて飛び込んだ部屋は知らない人の部屋で身を隠す為にぬいぐるみの中に紛れ込む
ドアの外で気配はする
狼狽える狐は豹が部屋の中に入らないだけで緊迫させる空気にガクガクさせて震えていた
「猛獣こわい」
赤い狐があの豹と鬼ごっこをするハメになったのは偶々見かけた穴が原因だった
何故だかちょっと気になる穴だったから穴を通ってきたらその下にお休み中の雪豹がいたのだ
何気ない日常が一変して猛獣との鬼ごっこだ
「一時は部屋に立てこもって凌げばいいか、でも誰の部屋なんだろう?」
疲れた身体に休養させるのも大事だから立て籠った部屋で休息する事にした赤い狐は部屋をゆっくりと見渡す
あまり物が置いてる訳じゃない部屋にやたらと目立つぬいぐるみが1つある
それをぽふんと触る狐はジッと人形をみた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 128