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君のためだから
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そらるside
ガチャ
そ「ただいま」
ま「あ!そらるさん!おかえりなさい!」
そ「まだ荷物運んでるの?」
ま「はい!重くて全然進みません!w」
そ「なら貸してみろ」
そ「よいしょっ(ズキッ)…うぁっ」
ま「そらるさん!大丈夫ですか!?」
そ「あ、うん大丈夫だよ」
ま「また胸の痛みが…」
そ「大丈夫大丈夫、これくらいの痛み…」
ま「そらるさん!無理しないで!」
そ「…うっ……オエッ…」
やばい…吐き…けが…
ま「そらるさん!そらるさん!」
"そらる!生きて!あなたは生きて!"
また…この夢だ…
あれ…俺…寝てたのか?
ま「あ!目を覚ました!」
そ「え…まふ?……ここ…どこ」
ま「病院ですよ!」
そ「病院…?」
そうか…俺…倒れてたんだ…
ま「そらるさんのバカ!無理しないで!」
え…なんでまふ、泣いてるの?
そ「え…?」
ま「僕がどれだけ心配したと思っているんですか…。病気があるのを言わないで…」
嘘だろ…バレた…
コンコン
先生「お話の途中、失礼するよ」
そ「相澤先生…」
先生「まふくん、落ち着いて…すまないがそらる君と2人で話させてくれるかい?」
ま「…はい。」
まふは病室から出ていった
先生「すまない。まふ君に全て話させてもらった」
そ「は!?何勝手に言ってんだよ!俺の邪魔すんな!」
先生「すまないがこれは医者じゃなく人間として見ていられなかった。君がまふ君に言っていないことくらい私だって分かる。だが、1人、置いていかれるまふ君の気持ちを考えなさい。」
そ「…」
先生「もう…無理しなくていいんだ…」
俺は先生の言葉で泣いてしまった
勝手に自己解決して
俺はまふに申し訳ない事をした
そ「…せん…せ……」
涙が止まらなかった
それでも先生は背中を擦りつつ俺が泣き止むまで隣にいてくれた。
まふまふside
僕もダメだな…人の話を盗み聞きするなんて…
ま「僕の前では無理しないで下さいよ…」(ボソッ)
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