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ビュオーンッ。
ビュオーンッ。
さっき濡らしてしまった下着の内側についた白濁は、布が邪魔をして吸い込まれないからそのまま中に居る。
竿の前面と下着に塗り込められて普段なら気持ち悪い筈のそれさえもこの状況下では気持ちよく感じてしまう。
それだけではなく、新たに先端からタラタラと汁が溢れるのを感じて顔がカッと熱くなった。
後ろから吸われていたさっきと違って真っ正面に居る晩里が、トランクスに広がるシミに気付いてしまわないか。
それがすごく心配で、だけどもそんな事すら些末な問題と感じてしまわせる程の快感が恐ろしい。
快楽に理性を悉く持っていかれた俺とは対照的に、晩里は冷静沈着そのもので次々と場所を変え吸い口を押し付けてくる。
武士の情けか双球だけは避けてくれているので最悪の事態だけは回避できているけど、別件で問題が持ち上がってきた。
もっと……吸ってほしい……。
刺激に慣れた身体が更なる刺激を求めて来た。
晩里はトランクスを吸引しながらも、ベッドにゴミを見つけるとそっちを吸引しに行ってしまう。
恥ずかしいとかそんな感情をかなぐり捨てた今、どうせなら一気にやってさっさと引導を渡して欲しいのに。
これじゃあ蛇の生殺しだ。
ビュオーンッ。
ぅうっ。
1、2回竿をなぞるとすぐパジャマやベッドの吸引を挟むので自身がドクドクと脈打って触れと要求してくる。
足りない……こんなんじゃ。
晩里の手からノズルを奪い取って直接トランクスと足の間から突っ込みたい衝動に駆られる。
そんな非現実的な考えまで浮かんで来るほど、刺激に飢えた身体は追い詰められていた。
こんな苦行のような時間からさっさと抜け出したい。
トイレに駆け込んで思いっきり擦って解放されたい。
「晩里!」
掃除機の轟音に掻き消されないように大声で叫ぶと晩里はスイッチを切って耳を貸してくれた。
「どうしました」
「俺、トイレっ。トイレ行きたい」
切羽詰まった口調で訴えてみても晩里の表情は全く変わらない。
「そうですか、終わったら行けますよ」
「じゃあさっさとやってよ」
「……」
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