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お散歩 6
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エディ君が倒れた時、目の前が真っ暗になった。
自分が彼を嫌っていた事なんて忘れて彼を背負って警部の家へ向かった。
「警部!大変です、エディ君が…」
「エディ!?…凄い熱だ。」
酷く焦った警部の表情。
こんな崩れた警部の顔は初めて見た。
いつもは人形みたいに整って崩れないのに。
「散歩中に具合を崩したみたいです。大丈夫、安静に寝かせれば治りますよ。」
さっきまでの僕より焦っているグレンを見て落ち着いた。
そして俺は自分が警部の事が好きだった事に気付き、それと同時に失恋をした。
だって俺じゃ、警部をこれほどまでに動揺させることなんて出来ないのだから。
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