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お出かけ
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「エディ、支度は出来たか?」
グレンが僕の部屋を覗く。
「あっ…はいっ!」
今日はグレンとのお出かけの日。
昨日グレンと約束をして、実は凄く楽しみにしていたのだ。
ママとローザとお出かけした事はあったけど僕はいつも荷物持ち。
自分の為のお出かけは初めてで、つい口元が緩む。
僕はグレンがプレゼントしてくれたお出かけ用の綺麗な服を着てグレンの側に駆け寄った。
「エディ、今日はいつもより楽しそうだな。」
「あ…ごめんなさい……」
はしゃぎすぎてグレンの機嫌を悪くさせたかもしれないと思いすぐにあやまる。
ママはよく僕の顔を見るとよく機嫌を悪くしていたから。
でも、それは僕の思い違いだったみたいだ。
グレンは僕のほっぺたをぷにっと摘み僕に笑顔を作らせる。
「謝るな、俺は喜んでいる。…君は笑っている方が可愛い。」
表情のあまり変わらないグレンがそんな甘い言葉をはくたび、僕は赤くなっちゃって固まってしまう。
「エディ?どうしたんだ、赤くなって。」
「あ…なんでも、ない……です…。」
赤い顔を隠したくて僕は俯いた。
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