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「...落ち着いたか?」
どこか心配そうに聞いてきた。
俺さっきからこの人に心配かけてばっかだなwそれともこの人が心配性なだけか...
「うん、ごめん...それでどうして委員長サンはまたここにきたの?」
「不良生徒の指導...といいたいとこだが、俺が話したいからだ」
「は?」
不良生徒の指導って...あ、俺今制服ゆるっゆるだったわ。そして違うのかよ!!
「委員長も楽じゃなくてな...まぁ相談ってやつか?」
自分でも謎なようでんーと悩みながらも答えを出した
「...はっ、天下の委員長様が相談って......くっはははははっ、はは、...ははっ、...ゴッホ......やべぇツボだわwふはっ」
そのまま数分笑い転げましたがなにか?いやだって、やべぇよw
だってすげー真顔で言ってくるんだぜ?
くはっ、思い出したら...普段無表情な俺だけど笑うときはとことん笑うから止まらねぇしww
「大丈夫か?」
「いや...うんっ。......w」
とか言いながら笑ってる俺に呆れたような委員長
俺の笑いが止まり、委員長は俺に声をかけた
「まぁ改めて、俺は委員長をやっている和泉 零だ」
「うん、知ってる」
天然なの?
「お前は?」
やっぱりきた―――っ!
だけど、想定の範囲内だ!!
「............いち」
それでも少し迷いながら名を告げる
「いち?」
「あだ名だと思ってもらっていい」
本名なんて言えねぇし...委員長が来たとき咄嗟に出たのがいちだった。
いち、とは俺の唯という字から関連付けてとった。唯“一”のいち
「風紀に堂々と名前を言わない奴は珍しい」
フッと笑いながら委員長が言う
「秘密」
人差し指をそっと口に押し当てて言う。マスクしてるからカッコはつかないが許せ
「まぁいいだろう」
どこか納得したような、あっさりとした様子で頷いた委員長
その懐に感謝です。
まぁ名前を強引にでも聞こうとするのならば速攻逃げたけどな
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