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少し歩くと隼の住む洞窟が見えてきた
僕は入口まで駆けてゆくと
「はーやーて!お邪魔するよ」
洞窟の中へと進んでいった
「あ、待ってよ満月くーん!」
後に続いて莉久も入る···と
「きゃぁあぁああぁあああ!な、なんでここ!」
莉久は中に居た獣人に驚き僕の後ろへ隠れた
「あ···さっきの···」
焦げ茶の髪に鋭い目をした獣人が呟く
「あ?空閑クガの知り合いか?」
隼は尋ねる
「さっき··木の下で、これ落としてった···」
空閑の指さす先には大量のどんぐり
「ん!莉久がさっき話してたのは
空閑っちの事だったんだね」
僕はようやく納得した
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