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「さ、さっきはごめんなさい!」
空閑が僕達の知り合いだと
わかったみたいで彼に謝っている
莉久の大きな目は潤み体は震えていた
「俺も···ごめん··
重そうだったから、手伝えないかなって··
恐がらせるつもり、なくて···」
空閑っちも大きな体を縮こませ
しゅんとしているように見える
「りーくー、空閑っちは体大きいから
恐く思ったのかもしれないけど
優しくて頼りになるよ!
さっきのは莉久の勘違い!」
莉久に言い聞かせる
「本当にごめんなさい···
ぼく、は栗鼠人リスビトの莉久リク
どんぐり··運んでくれてありがとう」
莉久はおどおどしながら空閑っちに話しかける
「俺は···熊人クマビトの空閑クガ···
よろしく···莉久」
「こちらこそよろしくね··空閑くん」
2人はお互いに手を取って握手を交わした
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